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オオガハス(大賀蓮)
スイレン科 ハス属
ハスとは花托が蜂の巣のようであるとのことから、ハチノス→ハチス→ハスとなったよである。
オオガハスは古代蓮とも言われ、千葉県で1951年に発見された3粒の種子(弥生時代のもの)より、一粒が1952年に発芽し開花したものです。
以来千葉市の弁天池に移植され、日本各地はもとより、世界各地に根分けされ広まって行ったものです。
花は大変大きく30センチ弱の大きさで、華やかなピンク色となり、目をひきつけます。
草丈も大変高く、1メートルに達します。 普段小さい花ばかり撮っている小生には、どのように撮ったらよいのかと悩んでしまう花でした。 |
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マメ科 レンリソウ属
山地の草原や林縁に生える、蔓性の多年草です。
花の色が黄色から茶色に変わっていく様子を、鼬の毛色に見立ててこの名が付いたとのことであるが、鼬を見たことの無い小生には、そうかと思うしかない。 葉軸の先端にある巻きひげで、他のものに絡みつき伸びて行く。 葉の裏は少し白みがかった緑色で、対生し他のものと区別しやすい。
花は総房状に立ち上がった状態に付き、長さは1.5センチ程度。
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ウルシ科 ウルシ属
山地の落葉樹林内に生え他の樹木に絡みつくように伸びていく。
葉は互生し3出複葉で幼木の頃は荒い鋸歯があるが、成木になると全縁となる。成木の小葉は卵形で先が短く尖る。
側脈は7〜9対あり目立つ、葉裏の側脈の元部には褐色の毛が密生する。
特に幼木に付く葉はツタに似ており、葉に触れると被れるため、しっかり覚えておく必要がある。
葉脇から総状花序を伸ばし、まばらに3ミリ程度の小さな緑色の花を付ける。
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オオバコ科 オオバコ属
ヨーロッパ原産の帰化植物で一年草、江戸時代末期からあったといわれ現在では道端や荒地、河川の堤防などあらゆる所に帰化している。
ロゼット上に広がった葉が箆形であることからこの名が付いたようであるが、立ち上がった茎の先端に付く穂状の花が目立ち名前の由来である葉は意外と見過ごしてしまう。
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オオバコ科 オオバコ属
日当たりの良い荒地や道端など何処でも見ることの出来るオオバコは人によって山奥まで種子が運ばれ、人が暮らす所には何処にでも生育している。
名前の由来は葉が広く大きいことによるらしい!
大変生命力の強い植物で根でも増えるため一旦蔓延ると、
退治が大変難しい雑草となり、道路のアスファルトの割れ目などからでも出てくる。
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ヒルガオ科 ヒルガオ属
野原や道端など民家の近くの日当たりの良い場所に生えることが多い植物です。
朝花を咲かせるアサガオに対し、昼咲く花でヒルガオです。
蔓で周りのものに絡み付き伸びて行き、直系5センチほどにもなる花をつけます。
アサガオは園芸種として人に育てられるのに対して、何故この花は人に育てられず、野草として自生しているのか不思議な思いで、毎回見入ってしまいます。
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イネ科 ドクムギ属
ヨーロッパ原産の帰化植物で草丈は50センチ以上にもなる多年草。
当初は牧草として栽培されていたものが逸脱して全国に広がったようである。
花序は長さ10〜25センチ程度の細い穂状で、小穂が多数互生し多数の小花を細い糸状のもので吊るすように咲かせる。
草丈の低い他の草を圧倒する雰囲気のある植物であると感じた。
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