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リンネソウ(リンネ草)
スイカズラ科
別名はエゾアリドウシ、メオトバナ
亜高山の針葉樹林下や高山の下などに生え、8センチ程度の高さとなる常緑の小低木。
地を這う茎に対生し、卵形〜長楕円形の葉を付ける。
細い花柄?が立ち上がり、先で2つに分かれて、それぞれ釣鐘形の7ミリ程度の淡紅色の小さな花を1個ずつつけます。
リンネソウの名は植物分類学の父と呼ばれるスウェーデンの博物学者リンネが、こよなく愛した花とのことで付けられたようです。
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キク科 キオン属
日当たりの良い山地の草原に生え草丈50センチ程度になる多年草。
花は直径3センチ程度で細い舌状花を10〜15個垂れ下がったように付ける。
茎は直立し途中で枝別れせず茎頂に長い花柄を持った花を数個付ける。
下部の葉は葉柄があり上部の葉は柄が無くやや茎を抱くようにつく。
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イチヤクソウ科 イチヤクソウ属
亜高山の林内に生える常緑の多年草で、草丈は10〜15センチ程度となる。
花茎の先に1センチ程度の白い花を2〜7個つける。
葉には葉柄があり楕円形から円形で、2センチ程度の長さになるが長さが幅より長くイチヤクソウと比較すると葉に光沢が無いのが特徴です。
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アカバナ科 ミズタマソウ属
山地の林内に生え草丈は、10センチ内外の小型の多年草です。
花はごく小さく2ミリ程度の2片花でルーペを使わないと花の構造を確認することが困難であった。
葉は対生し三角形状卵形で波状に先の尖った鋸葉があり、この形が特徴的である。
タニタデにも似るが、より高い山に生えること、全体に小さいことでも見分けは出来る。
名前にタデの名があるがタデ科では無く、アカバナ科の仲間である。
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セリ科 ミヤマセンキュウ属
亜高山から高山にかけての草地に生える多年草で、茎は中空で高さ60センチ程度にになる。
花は複散形花序で直径6-10pで、この写真では確認出来ないが小花序の苞は長い糸状に伸びる。
葉は薄く、2-3回3出羽状複葉で、小葉や裂片は深く切れ込み葉身はほぼ三角形となり、小葉の終裂片が尾状に伸びるる。
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ナデシコ科 センノウ属
深山の林内の川沿いなどに生える多年草で、草丈は60センチ程度。
花は白く花弁は直線的な花のイメージがあるが、複雑な切れ込みがあり、直線的とも言えない特徴のある花であり、他の花と間違えることは少ない。
茎はやや枝分かれし細く自立が難しく、やや倒れ気味に見える。
葉は対生し被針形で長さ8センチ程度となり先が尖る。
名前の由来は奥日光の千手ケ浜で発見されたことによる。
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アカネ科 ヤエムグラ属
深山から亜高山帯の樹林下に生え、高さ10〜20pになる多年草。
花冠は4弁花に見えるほど深く切れ込んだ4ミリ程度の花で果実は鍵状に曲がた毛で覆われている。
葉は円形から広楕円形で、長さは15ミリ程度で先が丸っぽく、とがらず主脈が突き出る程度である。
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