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クサボタン(草牡丹) キンポウゲ科 センニンソウ属
山地の草原や林縁に生え草丈1メートルほどに達する多年草で、大きくなりすぎたものは、倒れ気味になる事が良くある。 葉は対生し長い葉柄があり、3出複葉となり、小葉は浅く3裂し先が尖り男性的な葉である。 花は花弁状の萼片が外に反返り丸まり、順次深く裂けて行き、和菓子のような雰囲気を漂わせ、優しさを感じさせてくれる。 葉のイメージと花のイメージが全く対照的である事が、印象深い花であった。 クサボタンのページへ |
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カノツメソウ(鹿の爪草)セリ科 カノツメソウ属
山地の林内に生える草丈50センチ程度の一年草。 茎に出る葉は3出複葉で粗い鋸歯があり先は尖る。 茎の上に複散形花序に白い小さな花をまばらにつける。 名前の由来は根の形によるとのことであるが、どのように似ているのかは引き抜くことも出来す、未確認である カノツメソウのページへ |
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ハイミチヤナギ(這道柳)タデ科 属
ヨーロッパ原産の帰化植物で、世界中に帰化しているとのことですが、標高1600m程の高原にまで帰化しているものかと悩みましたが、北海道で最初に発見されたとの記述を見て標高の高い所でも十分耐えうると考え、その姿からハイミチヤナギとしました。 茎は基からよく枝分かれし横に広がり途中から斜上し、茎の上部の葉脇に2ミリ程度の極小さな花を付けた姿はうっかりすると花を見過ごしてしまいそうです。 |
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ツクバトリカブト(筑波鳥兜)キンポウゲ科 トリカブト属
草原や林内などに生える多年草で、草丈は1メートル以上にもなり、葉は3全裂し15センチ程度の葉を付け、花の大きさは2センチ程度の紫色の花を付ける。 主に太平洋側の関東地方全域で見られると言う事であるが中部地方では、内陸部の高原で見ることのできるトリカブトです。 林縁や林の中では斜上する傾向にありますが、高原などに生えると、写真のように真っ直ぐに勢い良く伸び、とうもろこしのように沢山の花をつけます。 ツクバトリカブトのページへ |
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ヤマトリカブト(山鳥兜)キンポウゲ科 トリカブト属
関東地方の西部ならびに中部地方の東部にのみ生えるトリカブトで、草丈は小さいものから2メートル近くまでに達する大きなものまで見受けられ、葉は3〜5に裂け、切り込みが浅く、花は3センチ程度となります。 この花は日本古来のトリカブトと考えられているようです。 このトリカブトも林内などでは斜上するが、草原では直立します。 |
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ヤマルリトラノオ(山瑠璃虎の尾)ゴマノハグサ科 クワガタソウ属
山地の草原に生える多年草で、葉は対生し2センチ程度の葉柄があり広卵形で、両面にほとんど毛が見られないことで、ヒロハトラノオと区別する。 花もほとんどヒロハトラノオと変わらないが、ヒロハトラノオは葉の鋸歯の先が鋭く尖る事でも見分けが出来る。 伊吹山に咲くルリトラノオと比べると花付きが粗く、花一つ一つの観察がし易い。 ヤマルリトラノオのページへ |
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ミヤマウズラ(深山鶉)ラン科 シュスラン属
山林の林内に生える多年草で、草丈は15センチほど。 山の斜面に大群生しているところに出会うことが出来ました。 常緑の葉はロゼット状に互生し斑紋があり、この斑紋を鶉の卵に例え、この名が付いたようである。 各株から花茎が一本立ち上がり、先端に薄く赤味がかかった白っぽい花を一方向に向かって花を付ける。 花や茎には白っぽい綿毛が見られ何ともいえない柔らかさと可愛さを演出している。 ミヤマウズラのページへ |
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