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イワザクラ(岩桜) |
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山地の石灰岩の岩の裂け目などに生える多年草ですが、近年はめっきり少なくなって来ており、絶滅の危機にさらされている貴重な花です。
草丈は10センチ程度で、葉の表面に毛が無く、花は直径3センチ程度の良く目立ち可愛い花を付けます。
通常は当地では4月に咲く花ですが、今年は他の花と同様に2週間程度遅れたことにより遭遇できました。
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ルイヨウボタン(類葉牡丹) |
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やや湿り気のある雑木林などの中で見ることの出来る多年草。
葉が牡丹の葉に似るということでこの名が付いたようです。
草丈は60センチ程度で 1センチ程度の緑色の花を細く真っ直ぐ伸びた花柄の先につけます。
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トリガタハンショウヅル(鳥形半鐘蔓) |
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高知県の鳥形山で発見され この名が付いたとのこと。
ハンショウヅルに似るが花は細長く、花の先は広く丸いことで区別します。
花柄は葉より短い事も特徴との事です。
頂上付近で最初に見つけたものは まだ開花しておらず写真を撮るのを諦めていましたが、下に下りるに従い開花した花を見つけることが出来た、僅か1000メートル程度の山であり開花の条件がかなり厳しいのだろうか?
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ヤブジラミ(藪虱 ) |
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藪の中に生え刺毛のある実が衣服に付くことから虱にたとえこの名が付いたようです。
ヤブと言う名が付いていますが草原や道端などで何処でも普通に見られる2年草。
草丈は50センチ程度で、よく枝分かれし先に複散形花序を出し小さな白い花を付ける。
葉は7センチ程度の2〜3回羽状複葉で小葉は細かく切れ込みます。
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オヤブジラミ(雄藪虱) |
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ヤブジラミに似るが、羽や茎等全体に紫色を帯びることで区別できますが、花も花弁の縁が紫色を帯びており、ヤブジラミとは違う事が確認出来ます。
ムラサキを帯びた小さな花は素朴な中に華やかさを感じさせてくれ、可愛さの演出をしているようでもある。
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ヤブタビラコ(藪田平子) |
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湿り気のある所に生える2年草で、草丈は30センチ位であるが、全体に柔らかく、斜上する事が多くもう少し草丈が小さく感じる。全体の感じはコオニタビラコに似ているが、根生葉がやや立ち上がりることと、写真で見られるように花後の頭花が下を向き、総苞が丸く球状になる事で、見分ける事が出来る。
人里近くの田の畔や、林縁に良く見かけることの出来る植物との事であるが、中々その姿に遭遇できずやっと出会うことが出来た。
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オオカワヂシャ(大川萵苣) |
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名前を読んだ通り、川に咲く大きなヂシャと言う意味で、
別名をオオカワヂサとも言う。
ヨーロッパ原産の帰化植物で全体に無毛、草丈は1メートル近くまで似成長します。
葉脇に穂状の花序を出し5ミリ程度の4弁の花をつける。
葉は対生し、葉柄は無く茎を抱き、長楕円形からひ針形で縁には荒い鋸歯がある。
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