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コオニタビラコ(小鬼田平子) |
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水田などやや湿った所に生える2年草で、根生葉は柔らかく、春の七草の仏の座と呼ばれ食べられています。
野草としてはホトケノザは別の野草を指し、随分ややっこしい事になっています。
ロゼット状の根生葉の間から細い茎を斜に伸ばし先に1センチ程度の黄色い花をつけます。
何処でも見ることの出来たこの野草も最近ではめっきり減り地方によっては、県のレッドデータとなり、絶滅危惧種に指定されている県もあるようです。
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スズメノテッポウ(雀の鉄砲) |
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スズメノカタラビとともに春のイネ科雑草の代表的な野草で、草丈は20センチ程度
道端や水田などで、秋に芽を出して細い葉を出して越冬し春に大きく成長し穂を出します。
この草の穂を抜き、口にくわえた葉で音を出して遊んだ記憶が僅かにあり古きよき時代を思い出させてくれる、懐かしい草です。
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ワサビ(山葵) |
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山地の渓谷沿いなどに生える多年草で草丈は30センチ程度。
根茎は摺って香辛料のワサビとして使用されることは、広く一般に知られていますが、茎や葉も辛く、山菜漬けとして食べられています。
また栽培の盛んな長野県では野沢菜漬けの中に入れられ、ピリッとした味を楽しむばかりでなく、漬物の酸化を防ぐ方法としても近年では使われるようになってきたようでもある。
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ユリワサビ(百合山葵) |
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山地の渓谷沿いに生えることの多い多年草で、茎は地を這い、先端だけ斜めに立ち上がり10センチ程度の高さまでになり先端に直径1センチ弱の小さい4弁の花を付けます。
ユリの名が冠に付いている所を見るとユリに似た所があるものと思われるが、その様子は観察する限りでは見つけることが出来なかった。
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ヤマルリソウ(山瑠璃草) |
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沢沿いのやや湿り気のある所に生え、特に崖が崩れそうな場所で見かけることが多い。根生葉は幅1.5センチ長さが10センチ程度の披針形で縁がやや波を打ち、べったりと地面に付きよく目立ちます。
全体に毛があり白っぽく見え、先端に1センチ程の5弁の花を次々に咲かせる。
花の中央にはこの花の仲間の特徴であるビーズのリングが良く目立ち、とっても可愛い花である。
良く似た花に高山に咲くミヤマムラサキがあるが中央部のビーズのリングの繋がり方が縦と横との違いがある。
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コシノコバイモ(越の小貝母) |
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バイモは中国原産の園芸品種で新潟県に生える小さなバイモということで、この名が付いたようです。
と言う事はこの花の発見され名が付けられるより早く中国から園芸品種として輸入されていた事になり、何時の頃の発見なのだろ?
雪がとけると芽を出し草丈10センチ程度まで成長し一個だけ下向きに花つけ、あっという間に花がなくなってしまい花の終わるスピードは雪と同じように早いく、見ることの出来るのはワンチャンスです。
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エンレイソウ(延齢草) |
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花を付ける頃は草丈は10センチ程度の小さな植物ですが、一本の茎に3枚の大きな葉を輪生に付け、その上に1センチにも満たないような3枚の花びら持った花を付けます。
オシベは6個、更に雌しべの柱頭は3裂する。
まさにユリ科の特徴である3の倍数で構成される植物です。
花よりも大きくて特徴のある葉が良く目立ちます。
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