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ヌマトラノオ(沼虎の尾)

サクラソウ科 オカトラノオ属
2004.7.24 犬山市禅師野

花序を虎の尾に見立てたオカトラノオに似るが、花序は真っ直ぐ直立し湿地に多く見られることから、この名が付いたものと思われます。
オカトラノオと比較すると花序が曲がらない事、花数が少なく、まばらに付く事で、容易に違う種である事がわかります。
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ニガグサ(苦草)

シソ科 ニガグサ属
2004.7.31 美濃市半道

名前はニガグサとあり、食べると苦いのであろうと想像しますが、意外と苦くはありません。
草丈50センチ程度で半日影のような湿った所に生えます。
葉は対生で縁は不揃いな鋸歯があり、先端はとがる、表面は葉脈が凹み凸凹している。
枝先に花穂を付け先端に小さな少し変わった唇形の花を多数つけ長い4本のオシベと1本の雌しべは上唇の間から飛び出してよく目立ちます。
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イヌゴマ(犬胡麻)

シソ科 イヌゴマ属
2004.7.31 美濃市半道

果実がゴマに似て、根が食用にするチョロギに似ているが食用にできない事から、この名が付いたとのこと。
湿地に生える草丈50センチ程度の多年草で茎をのばして増えます。
茎はシソ科の特徴である四角い茎で下向きに小さな刺があり手で触るとざらついた触感となります。

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キバナアキギリ(黄花秋桐)

シソ科 アキギリ属
2004.8.1 郡上市美並町

別名をコトジソウとも言う、園芸品種のサルビアと同じ仲間で、低い山地の木陰などに生える多年草。
草丈は40センチ程度まで成長し、倒れて地面に付くと、そこから根を出し増えることもあります。

秋に黄色のキリに似た花を付けることからこの名が付いたとのことですが、もうこの時期に花を付けている所に遭遇しました。
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マツカゼソウ(松風草 )

ミカン科 マツカゼソウ属
2004.8.7 郡上市美並町

山地の林縁などに生える多年草で草丈は60センチを超えるものまでありますが、茎は弱々しく、風が吹けば小さな花が、ゆらゆらと揺れ優雅なことから 待風草の漢字名がピッタリかと思うのは私だけでしょうか?(^-^ ) ニコッ

葉はユウカリの葉を思い出させる葉を付け、成長するに従い直立出来ず、どちらかに傾いた姿を見かけることが多い花です。
ミカン科の植物の中で、この花だけが草花です。
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シロガネソウ(白銀草)

キンポウゲ科 シロガネソウ属
2004.8.1 郡上郡美並町

別名をツルシロガネソウと言うとの事ですが、観察してもツルは見当たらずチョッと違うのかもしれません。
観察できた場所はイワタバコの群生地で湿り気の多い山道の脇で一株だけ生えていました。
イチリンソウかニリンソウの遅咲きぐらいに考えていましたがよく見るとどうも違うようです。(^^; (^^; 

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ナガバノコウヤボウキ長葉の高野箒

キク科 コウヤボウキ属
2002.7.25 郡上郡美並町

山地のやや乾燥みぎの場所に生える、落葉小低木です。花はコウヤボウキに似ていますが、葉が硬く鋸葉状になっていること、細長い輪生した葉の付け根から花が付くことで、葉の形状、花のつき方に注意すれば、簡単に見分ける事が出来ます。
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