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テングクワガタ(天狗鍬形)

ゴマノハグサ科 属
2004.6.13 御嶽山(濁河温泉)

果実につく萼の形が鍬形に似ているとの事でこの名が付いたと言う記述があります。
亜高山の草地など比較的人の手の入るところで生えることが多い草のようです、草丈はは15センチ程度で。茎先の花序に直径5〜7ミリの淡青紫色の花弁には濃い青紫色の筋が目立つ花をまばらにつけます。
対生し柄がなく卵形をした葉を付けます。
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ノビネチドリ(延根千鳥)

ラン科 テガタチドリ属
2004.6.13 御嶽山(濁河温泉)

亜高山の林の中の比較的明るい場所に生えます。
草丈は50センチ程度、茎の先に10センチ程度の穂状に小さな花をびっしり付けます。
10センチ程度の葉は狭長楕円形の縁が波を打つ。
小さな花拡大して見ると、人が蓑を着た姿に見え感動的ででありました。
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ミヤマオダマキ(深山苧環)

キンポウゲ科 オダマキ属
2004.6.13 御嶽山(濁河温泉)

北海道から中部地区以北の高山に生える、多年草です。
一般に園芸種として親しまれている、オダマキはこの花を改良したものと考えられます。
葉は白みがかった緑色で大きく裂け、園芸品種との見分けは難しいが、ポイントはこの写真でもわかるように、花の後ろ側にある距が、内側に大きく巻いていることです。
花は下向きに咲き、花期が終わるころには少しずつ上向きになり、種子は上向きに付きます。
イネとは逆ですね・・・・・・・・・・・・・・・・(’-’*) フフ
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マイヅルソウ(舞鶴草)

ユリ科 マイヅルソウ属
2004.6.13 御嶽山(濁河温泉)

葉を2個広げその姿が鶴が舞う姿に似ているとの事でこの名が付いたようです。
小さな花を付けるため一見は地味な花で見過ごしてしまいそうになりますが、花の造りを観察してみると、丹精で光沢のある花弁は真珠の輝きを思わせるとても魅力的な花である事に感銘を受けました。
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クリンソウ(九輪草)

サクラソウ科 サクラソウ属
2004.6.13 御嶽山(濁河温泉)

山地の湿り気のあるところに生える多年草です。
花を何段にも輪状につけます。 園芸品種のような華やかな花であり、その存在を多くの人の知るところとなり、愛され多くの家庭でも育てられているようです。
根元には、しわがかかった20センチ以上にもなる大きな葉が、多く付き中央から花茎がスーと伸び先端に花を付けます。
この花を、こよなく愛し、育てている人が我が家の近くに住在、山の谷間で5000株ほど育てており、花期には見事なお花畑を見せてくれますが、標高の低い場所で花を育て増やすのは大変で、毎日の手入れは想像を絶するほどで頭の下がる思いです。
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ホンシャクナゲ(本石楠花)

ツツジ科 ツツジ属
2004.6.13 御嶽山(濁河温泉)

石楠花と言えば比較的低地でも育つため、庭の植木等でも見る事が出来ますが、今回は標高1800mの、うっそうとした原生林の中で見る事が出来ました。常緑の低木で周りの大木の中で可憐のピンクの花をつけている姿はとても印象的なものでした。
時期が少し遅かったのか多くの石楠花の木の中でわづかに花をつけているものを見つけましたが、原生林は近づくこと、撮影角度を選ぶ事を許さず、何とか姿だけでもとカメラに収めて来ました。
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バライチゴ(薔薇苺)

バラ科 キイチゴ属
2004.6.13 御嶽山

別名をミヤマイチゴとも言い、山地の日当たりのよい林の縁などに生える落葉低木です。
葉は披針形で奇数羽状複葉で、茎には鋭い刺があり、花はフユイチゴとよく似た花ですが一回り大きく4センチ程度の花をつけることから バラの花の苺で、バライチゴと呼ばれるようになったようです。
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