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コショウノキ(胡椒の木) |
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関東地方以西の太平洋側の林内や山裾に生育し、高さ1メートル程度にしか成長しない常緑小低木。
花は10ミリ程度の肉厚のある先の4裂する筒状花で、外側に細い毛が密生する。
葉は互生し表面が光沢のあり、長楕円形または倒被針形で、縁は全緑。
栽培種のジンチョウゲと良く似た植物ですが、花数が少ないこと、花筒の外側に毛があることが見分けのポイントです。
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シロバナショウジョウバカマ
(白花猩々袴) |
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ショウジョウバカマの変種でやや湿った所に生える多年草。
花はショウジョウバカマより少し早く3月初旬から咲き、写真のように白色となり、花数もショウジョウバカマより少なく感じる。
葉はショウジョウバカマより薄く縁は多小波打気味となる。
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オオユリワサビ (大百合山葵) |
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山葵が湿り気のある場所に生えるのに対し、湿り気の無いような場所にも生える草丈30cm程度になる多年草。
花は1センチ程でユリワサビよりはるかに大きく、ワサビの花と同じくらいの大きさとなる。
葉はユリワサビの葉を大きくした感じで幅8センチ程度となりワサビとほぼ同等の大きさとなるが葉厚は薄く光沢が無い。縁には波状の鋸歯がありユリワサビの形に近い。
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ナニワズ(難波津) |
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福井県以北の日本海側に生育する高さ1メートルに達しない落葉低木。
花は黄色で4裂する合弁花で葉脇に数個束生する。
良くているオニシバリは黄緑色の花で花の色でほぼ見分けることが出来そうです。
葉は長楕円形で中央部より先が太めとなる。
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アラゲヒョウタンボク(粗毛瓢箪木) |
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山地に生え高さ1〜2メートルになる落葉低木。
花は若枝より下側に向いて2個ずつ付け、最初は白っぽいが徐々に黄色がかってくる。
葉の展開とほぼ同じ頃咲く。
葉は対生し卵形で先が尖り、茎部はくさび形で、表裏ともに毛が生え縁の毛は特に目立つ。
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ミチノクネコノメソウ (陸奥猫の目草) |
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チシマネコノメソウの変種で、山地の谷沿いの陰湿地に生え、花茎は10センチ程度まで伸びる多年草。
萼裂辺は4裂し平開し直径4ミリ程度となり、赤い葯が目立つ。
葉は鋸歯が目立ちランナーには先端にロゼットの他に1対の葉がある。
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ミヤコアオイ (都葵) |
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山地の林内に生え、近畿地区から島根県及び四国にかけて生育する多年草。
萼筒片は半円球で3列し、潰した形の様になり途中で著しく くびれ基部と2段の花のように見える。
葉は卵円形から卵状楕円形で先は鈍く尖り、基部は心形となり、葉の表面は雲斑があり光沢が少ない。
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