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オウレン(黄蓮) |
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山地の林内などに生える常緑の多年草。 花はセリバオウレン大きさも形もよく似ており花ではほとんど見分けることは困難であるが、別名キクバオウレンとも呼ばれるように、葉に大きな特徴がある。 葉は3出複葉で長い柄があり光沢があり大きく、葉を見れば直ぐに見分けることが出来る。 (セリバオウレンは葉が2回3出複でセリの葉のように切れ込む)
秋にこの葉を見つけ、春になって花の咲く時期に再度おとずれ確認し同定がやっと出来た、足かけ二年で同定です。
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ハナネコノメ(花猫の目) |
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谷沿いの湿地に生える多年草で、花後に走出枝を伸ばし増えるため群生することが多いようです。
葉は扇形で先端が半円状の鋸歯があり、赤ちゃんの手のようで可愛く、更に花は白色で、開花初期は少しピンクのかかったものもあり可愛い花です。
この花の存在を知って2年余り地元で咲いている場所の情報を得ようとしてもほとんど無く、遭遇したい、見てみたい一念で、この花の有名な自生地である高尾山まで行ってきました。
想像通りの可愛い花で 益々この花の虜になってしまいましたが次は何時会えるやら・・・・・
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トウゴクサバノオ(東国鯖の尾) |
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山地の沢沿いや湿り気のある樹林の下などに生え、草丈は10センチ位になる多年草。
果実が鯖の尾のように見えることからこの名が付いたとの事です。
この花も花弁に見える物はガクで、黄色く見えるのが花弁とのことです。キンポウゲ科の花の大半が、この様な作りになっているようですね。
もう少し開いた物をと探して見ましたが、残念ながらこの日はこの状態が一番開いた状態でした。
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ヨゴレネコノメ( 汚れ猫の目 ) |
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山地の湿地や沢沿いなどに生える多年草。
イワボタンのガクが淡緑色に対して、暗褐色であることで区別が出来る。
この花も一度は見てみたい花であったがハナネコノメを見に高尾山まで出かけた折、思いがけず遭遇することが出来ヤッター\(^-^)/
葉の色が白い埃をかぶったような色になることからこの名が付いたようですが、味わい深いその様子はとても印象に残るものでした。
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ミミガタテンナンショウ(耳形天南星) |
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山野の林内や竹林の縁など肥沃な場所に生えることが多い草丈50センチ程度に成長する多年草。
仏炎苞の左右に飛び出した部分を耳にたとえこの名が付いたようである。
花が先に咲き その後から茎の途中から葉が出て、葉より高い位置の花となる。
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アブラチャン(油瀝青) |
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雌雄異株の落葉低木で、この花は雄花です。
早春の山に彩りを添えてくれる樹で、葉より先に緑がかった黄色の花咲かせます。
秋に付く実から油がとれることからこの名が付いたとの事である。
まだ木々に葉をつける前に咲くため良く目立ち、早春には直ぐ見つけることが出来る。
なんとも可愛いネーミングの花ですね。
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フサザクラ(房桜) |
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谷の源頭部や崩壊地、河原などに群生して群落を形成する落葉低木。
名前を聞いたときには エツ!この花が桜の仲間?と思い調べて見るとバラ科ではなく、なるほどと花が房状にか
たまって咲く姿がサクラのようであることからこの名が付いたものと推察することが出来た。
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