アレチケツメイ
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アレチケツメイ
Chamaecrista nictitans (L.) Moench
マメ科 カワラケツメイ属
北アメリカおよび西インド諸島原産の日本ではカワラケツメイと混同され人知れず帰化した帰化植物です。
まだ正式和名は付いておらず、蜜腺に柄がありキノコのような形をしており、カワラケツメイと違う大きな特徴がある。
カワラケツメイと比較すると下側の花弁が大きく他の花弁の2倍ほどの長さであること、しべの色が赤いこと、蜜腺がキノコのような形をして暗褐色を帯びていること、小葉の先は丸みを帯びており明らかに違うことが確認できす。
現在小生は岐阜県および愛知県で、この植物を数箇所確認しておりますが静岡県でも確認されているようです。
2007/09/16※追記※
アレチに生えカワラケツメイに似ることより【アレチケツメイ】と和名が命名されました(岐阜県に帰化したアレチケツメイより)
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カワラケツメイ
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マメ科 カワラケツメイ属
平地の河原や草原に生え草丈は50センチ程度になる一年草。
5枚の花弁の下側の花弁の横幅が他の四枚よりやや大きい程度で、シベは、雄べ4個と雌しべ1個からなるが色は黄色で、密腺は赤褐色で柄は無くベタッと張り付いている。
葉は羽状複葉で小葉の先は尖る。
花の後の豆をお茶にすることから豆茶。ネムノキに似ており全体を干してお茶にすることから合歓茶。その他にハマ茶、弘法茶、とお茶の原料として古くから使われていたようです。 また 薬草としても強壮、利尿、鎮咳、など多くの目的で使用され効用があるようです。
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アワラケツメイとアレチケツメイの比較 |
Chamaecrista nomame |
Chamaecrista nictitans (L.) Moench |
カワラケツメイ |
アレチケツメイ |
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1)下の花弁はやや大きいが長さもやや大きい程度
2)シベの色は黄色 |
1)下の花弁が一枚だけ長く2倍ほどになる
2)雄シベ4本の色は赤い |
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3)密腺に柄が無く赤褐色 位置が葉側に近い |
3)密腺に柄がありキノコのようである 位置は中央より |
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4)小葉の先が尖り気味 |
4)小葉の先が丸ぽい |
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