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アカネスミレ(茜菫)
 スミレ科  ミヤマスミレ類
2010.04.24 群馬県中条村

日当たりの良い林縁の道端や旗の土手などに生える10センチ程度の地上茎の無い菫です。
花の名前は茜色から来た物のようです。
花の大きさは直径1.5センチ程度。
花弁の基部が閉じ気味に咲くため側弁の毛が確認しづらいが、側弁には毛が密生し葉や花柄等、全体に毛が多いのが大きな特徴です。
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サワフタギ(沢蓋木)
 ハイノキ科  ハイノキ属
2007.05.13 土岐市泉町定林寺

別名のルリミノウシコロシ、ニシゴリなどと呼ばれることのあるハイノキ科の落葉低木。
葉は互生し両面に毛がありざらついた感じである。
花は直径7ミリ程度の小さい花を円錐花序に付けるが花弁より飛び出したシベが目立つ。
秋には6ミリ程度の藍色の実をつける。
別名のルリミノウシコロシ、ニシゴリなどと呼ばれることのあるハイノキ科の落葉低木。
葉は互生し両面に毛がありざらついた感じである。
花は直径7ミリ程度の小さい花を円錐花序に付けるが花弁より飛び出したシベが目立つ。
秋には6ミリ程度の藍色の実をつける。
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ヘビノボラズ(蛇上らず)
 メギ科  メギ属
2007.05.13 土岐市泉町定林寺

湿地の周辺などに生え80センチほどの高さになる落葉低木。
良く枝分かれし茎にはトゲがまばらにあり自身で絡みつくような独特の姿となる
葉は互生するが、主に枝先に集まって付くため輪生のようにも見えることがある。
花は総状花序になり直系6ミリ程度の小さな6弁花をつけ
その姿はトゲトゲしい樹形と対照的で優しく柔らかい感じがしそのアンバランスさが更に、この花の可愛さを引き立てているように見えた。
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ムギセンノウ (麦仙翁) 
 ナデシコ科  ムギセンノウ属
2007.05.19 各務原市須衛町

 別名をムギナデシコとも言い、葉っぱがムギに似ていることによりこの名が付いたとのことです。
ヨーロッパ原産で園芸用に栽培された物が逸脱し帰化植物としても扱われているが、現在でも広く栽培されているが、欧米では畑に有害な雑草として扱われているようです。
草丈は1メートルで、葉はムギに似た広線形出先が尖る。 花は5センチ程度の5片花で細い柄があり、風邪になびく姿が美しい。
白い花色をしたものもある。
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ナヨクサフジ (弱草藤)
 マメ科  ソラマメ属
2007.05.19 各務原市須衛町

ヨーロッパ原産の帰化植物で蔓は他の物に絡まり2メートル程度まで成長する多年草。
緑肥えや資料用に輸入された物が逸脱して野生化した物とのことです。
クサフジに似るが花の爪部(筒部)が舷部(開部)の2倍ほどあり、花柄が丁子形(萼の下側に付く)ことでクサフジと区別することが出来る。
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ヤブデマリ(藪手毬)
 スイカズラ科  ガマズミ属
2007.05.19 山県市美山町

山地の渓谷沿いなどの湿った土地にはえることの多い落葉小高木で6メートルほどに達することもある。
枝先に8センチ程度の散房花序を出し、外を取り巻く3センチ程度の深く5裂した白い装飾花を付け、その内側に4ミリ程度の小さな両性花がびっしりと付く。
装飾花は平開し両性化は5個のオシベが長く、花冠から突き出る。
葉は対生で、7〜8センチの楕円形、縁には鋭い鋸葉があり、側脈は縁まで真っ直ぐに伸び良く目立つ。
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カマツカ(鎌柄)
 バラ科 カマツカ属 
2007.05.19 山県市美山町

丈夫で折れ難いことから鎌の柄に使われたことから、この名が付いたようであるが、牛の鼻輪にも使われたことから別名をウシコロシとも言う。
山地の日当たりの良い場所に生える落葉小高木で6メートルほどまで成長する。
短枝の先に副散房花序に直径1センチ弱の白色の花を多数付ける。花弁が円形状となり良く目立つオシベが20個。
葉は長い枝では互生となり、短い枝では輪生状となり葉の長さは5センチ程度で縁に細い鋸歯がある。
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