ダイコンソウ ゲンノショウコ ボタンヅル クルマバナ シテシャジン ビロードモウズイカ

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ダイコンソウ(大根草)

バラ科 ダイコンソウ属

名前の由来は根元にある葉が大根の葉に似ていることからこの名が付いたようですが、草むらの中から頭を出している、この花の根元の葉を見る機会はほとんどありません。
やや湿り気のある日当たりの余り良くない沢沿いなどで見かけることが多い花で一見ウマノアシガタの痩せ間延びした物のように見えますが、これがこの花の特徴のようです。また花弁が丸いこともこの花を見分ける特徴と言えるでしょう。
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ゲンノショウコ(現の証拠)

フウロソウ科 フウロソウ属

民間薬として乾燥させ煎じて使われ民間薬の代表とも言え誰でも名前だけは知っている花です。
山野で一般的に見られる花で、茎は横に広がり伸びて先端が立ち上がり花を付けます。
この花も越冬し翌年も成長する多年草で、前年見かけた場所で翌年も見えることが多い花です。
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ゲンノショウコ(現の証拠)

フウロソウ科 フウロソウ属

上のゲンノショウコと同じ種です。
この花は赤花と白花があり西日本地区では赤花が多く関東地区では白花が多いようです。 私の住む中部地区では五分五分のような気がします。やはり中部地区は関東と関西の間と言うことを、この花によっても実感することが出来ます。
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ボタンヅル(牡丹蔓)

キンプウゲ科 センニンソウ属

日当たりの良い山裾や草藪などで見かけることがあります。花を見るだけでは同属のセンニンソウにも見えますが、この花の特徴は葉にあります。葉を一目見れば容易に同定出来ますので葉に切れ込みがあり、葉の縁には不ぞろいの鋸歯があればボタンヅルと記憶すれば直ぐ見分けることができます。

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クルマバナ(車花)

シソ科 トウバナ属

花を輪生して付け段々と上に上がって行きます。この容姿から車の名が付いたようです。
シソ科らしく茎は四角で茎や額、花にまで毛をつけております。
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シデシャジン(四手沙参)

キキョウ科 シデシャジン属

なんとも奇妙な形をした花を付けるこの花は、なんとキキョウ科の植物なのです。こんなに思い思いに伸びた花弁でもこの花は合弁花であり、花弁の根元はつながっています。
山地の山裾や草わらに生えたくましく、草刈等で一度刈られてもまたその部分から伸びて花をつけます。
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ビロードモウズイカ(天鷲緘毛蕋花 )

ゴマノハグサ科 モウズイカ属

地中海原産の帰化植物で葉や花筒に触るとビロードのような触感がありこの名が付いたようです。
工事が終わって3〜4年の川沿いの堤防で、この花を見つけましたが、周りにはこの一株以外まったく見つけることが出来ませんでした。
工事の砂にまぎれて、この地に着いたのか?こうして帰化植物は拡繁して行くのか?と考えながらの撮影となりましたが、さすが地中海原産の植物で、青い空が良く似合います。
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