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ウスギヨウラク(薄黄瓔珞) |
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やや湿り気のある沢沿いなどに自生する落葉低木で、
別名をサイリンヨウラク、ツリガネツツジと言い、古くから人々に親しまれ、観賞用に庭に移植されていたようです。
枝先に淡いクリーム色の花を下垂して咲かせ、花冠の先端がちょっぴり淡赤紫になり浅く5裂します。
花柄や萼の縁に毛が多く良く目立つ花です。
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トウノウネコノメ(東濃猫の目) |
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湿り気の多い渓谷沿いに生える多年草で、コガネネコノメの変種で、1999年、独立種として認められたネコノメソウです。
黄色い4枚のがく片に囲まれるようにして、雄しべが長くとび出ることが特長のようで、コガネネコノメソウより丸っぽくガク片がやや反り返るのも特徴とされています。
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エゾアオイスミレ(蝦夷葵菫) |
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中部地方以北の一般的にはやや高所の落葉樹林に生え、4〜5月に咲くスミレです。
花はアオイスミレよりやや開き気味になり大きく、匍匐が無く、花柄や葉柄直立する。
葉は細長く先が尖り花期には柔らかい白毛が密生し目立つ。
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ヒメミヤマスミレ(姫深山菫 ) |
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やや標高のある落葉樹林などの林下などで見ることの出来るスミレで、フモトスミレの変種のようで草丈も5センチに満たない小さな花です。
この固体は紫色の筋が目立ち紫色のスミレのように見えるが基本的には白い色の花弁に紫色の筋がはいたものである。
側弁に毛があり花柱の先端が大きく膨らむ所もフモトスミレと同じであるが、唇弁はやや大きくフモトスミレのように直線的に尖らずその違いが花を見たときのイメージの違いになるようです。
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コバノガマズミ() |
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山野で普通に見ることの出来る落葉低木で、仲間には「ガマズミ」「ミヤマガマズミ」があるが、葉が小さく葉柄が5ミリ以下と短く、葉柄の基に針状の托葉があることで見分けることが出来ます。
また花期も一ヶ月程度早いため花を着けている時期でも見分けることが出来ます。
葉には毛があり触るとビロードのようなやわらかい感触が、心地よい葉です。
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サルトリイバラ(猿捕り茨) |
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比較的何処でも見ることの出来る蔓性で、まばらに棘がある半低木です。
赤く実を付けた姿が鮮やかで綺麗な実を付ける蔓との印象が強い木ですが、緑に輝く黄金の花を付け、とても美しい姿を見せてくれます。
関西地区では葉で、お菓子を包むことがあるとの事ですが、愛知県の和菓子屋さんで 餡を麩で包み、更にこの葉で包み、蒸した和菓子を別名のサンキライから名前を取り?サンキラと名づけ販売しており有名なお店があります。
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ウワミズザクラ(上溝桜) |
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北海道から九州まで丘陵地や山地によく見られる落葉高木で20メートルに達するようになる木もあるとのことです。
白いブラシのような筒状の花穂となり一見桜の仲間とは見えませんが、良く見ると一つ一つの花弁は5枚からなり、桜の原種とも言われているそうです。
確かに葉や幹も桜と似ており、そう言われてみるとなるほどと納得です。
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