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セッコク(石斛) |
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森林の岩上や樹上に着生する常緑ランで、その美しさゆえ乱獲され中々見ることが出来なくなりましたが、人を近づけない切り立った岩場に着生して自生している所に出会うことが出来ました。
茎には節があり葉は互生し葉の落ちた節から細い花茎を出し花をつけます。
足場が悪く岩にへばりつきの撮影となり手ぶれが抑える事が出来ずやっとこの写真を撮る事が出来ました。
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ニシキゴロモ(錦衣) |
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日本海側の山地出見ることが多く葉は対生し葉脈に沿って紫色になり葉裏は紫色を帯びます。
この葉が美しくニシキゴロモと名が付いたとの事です。
唇方の花の上唇はツクバキンモンソウと比較すると長く、上から見るとおしべは上唇に隠れ見えないことと、上唇は2裂していることでも、ツクバキンモンソウとの見分けのポイントとする事が出来ます。
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フタリシズカ(二人静) |
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名前から2本付いているのがフタリシズカとのイメージの強い花ですが、花穂は2本の物が多いが3本以上付く姿もしばしば見られます。
花木も一人静に比較すると1ヶ月ほど遅く咲き、全体の大きさも二周りほど大きく草丈は50センチ程度まで成長して花を付けます。
また葉も一人静のように光沢はありません。
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ヒメコバンソウ(姫小判草) |
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コバンソウに似ており、小さい事よりこの名が付いたようです。他の花に混じって咲いている姿はカスミソウをあしらった花束のようで、こんな使い方をした花束があっても良いのでは、そんな光景に出会い思わずカメラを向けました。
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マメグンバイナズナ(豆軍配薺) |
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北アメリカ原産の2年草で、明治の中頃日本に入て来たとのことです。
茎は直立して、ナズナより多くの枝を出して円錐状に広がり、その先端に多数の花をつけ、果実は丸く先端が少し凹んでいるのが特徴です。
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コウゾ(楮) |
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手漉きの和紙の原料としてミツマタ、ガンピ、コウゾウの樹皮をほぐし使われていましたが、そのコウゾウの花です。
直径4センチほどの赤い糸状の雌しべの集団がひとつの花になっておりとても奇妙な型をした花です。
私の故郷美濃市では紙の生産が盛んな土地で、山にはガンピがあり休みの日にはアルバイト代わり山を歩き回り取っていましたが、あのガンピはどんなところに使われていたのだろう?
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キショウブ(黄菖蒲) |
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ヨーロッパ原産の帰化植物で、湿地を好み日本全土の湿地に野生化した物を見ることが出来ます。
湿地に少ない鮮やかな黄色い花は10センチ近くもあり、直ぐに目にはいり、これが野草?と思ってしまいます。
茎は途中で枝分かれし、先端に一輪の花を付けます。
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