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コアジサイ(小紫陽花)

ユキノシタ科 アジサイ属

紫陽花としてはかなり小型で装飾花がないのでピンと来ず、これが紫陽花と思いがちですが傍に行きよく見ると中々綺麗な花です。
葉は光沢のある倒卵形で鋸歯のような縁があります。
こうしてマクロで見ると5枚の花弁?があり花弁より大きな雄しべは10本もあり雌しべはの先には3角の形を形成しておりとても変わった花だなと思いませんか?

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ムラサキシキブ(紫式部)

クマズラ科 ムラサキシキブ属

花の名前には強烈なイメージで頭の中に残る花がありますが私の中では、この花もその一つで一度聞いたら忘れることの無い花の一つです。
一般的には紫色の小さな実をつけた姿を想像する方が多いと思いますが梅雨時の紫陽花が咲く頃に小さなとても愛らしい花を付け2度楽しませてくれる植物です。
園芸店で売られているものはコムラサキがほとんどで 実のつきが良く自生している物に比べ鑑賞に耐えることからのようですが、正式にはムラサキシキブとはちょっとだけ違うようです。

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ウツボグサ(靭草)

シソ科 ウツボグサ属

ウツボと聞くと釣り好きな私は、あの気味の悪い魚のウツボを思い出してしまい、どうしてこの花がウツボなのかと調べてみたら、魚のウツボではなく、腰にぶら下げる竹製の籤に似ていることからこの名が付いたと記述されておりヤット納得が行きました(笑)
この花の茎はシソ科の特徴である四角い形状が良く出ており判りやすい茎であり見かけたら一度触ってみてください。

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カノコソウ(鹿の子草)

オミナエシ科 カノコソウ属


ピンクの花とやや白味がかかった花の取り合わせが鹿の子のようなイメージであることからこの名が付いた物と思われます。
草原などで見られ花の背丈は80センチ近くにもなるためこの花だけが飛び出し色も良く目に付く花であり自生していれば発見し易い花です。
オシベがムラサキシキブなどと同様に花弁より飛び出しているのもこの花の特徴でもあります。

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コナスビ(小茄子)

サクラソウ科 オカトラノオ属

丘陵地の日当たりの良い土手などでは春に見える花で本来は春の花かも知れませんがが標高1200メートルの山の中の草原でこの時期に見つけたため夏の野草の中に入てしまいました。
季節の分類は私が見つけた時期と理解してください。
1センチ足らずの小さい花で特徴としては黄色い5枚の花弁の間から鋭くとがった萼片が飛び出し花弁とほぼ同じ大きさに見える。

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クルマムグラ(車葎)

アカネ科 ヤエムグラ属

葉は輪生し下部は8枚程度、上部はご覧の様に6枚の葉を付け葉の先端は尖っているのが特徴です。
花の大きさは直径3ミリ弱程度と非常に小さな4枚の花弁を付けます。

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ツルアジサイ(蔓紫陽花)

ユキノシタカ科 アジサイ属

ツルは途中から根を出し樹木や岩にへばりつき上えと伸びていきます。
白い花は装飾化で額が変化した物で左に見える蕾が本来の花です。
ツルなのにアジサイ?と思って写真を撮りましたが、帰って調べてみるとやはりアジサイの仲間で鮮やかな白さと緑の葉は光沢があり縁には鋭い鋸の刃のように欠けた姿はとても印象的な花でした。

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