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マメヅタラン(豆蔦蘭)

ラン科 マメヅタラン属
2006.06.03 可児郡御嵩町

山地の樹木や岩に着生する常緑の多年草です。
葉の形はマメヅタにそっくりですが葉は一節に一個付き、互生しないことにより見分けることが出来ます。
1センチ弱の小さい花ですが額片が花弁より長く唇弁には赤紫色の模様がある。
草丈も花も小さくて目立ちにくい花であるが、一気に多くの花を付けた姿は優しい黄色とあいまって、心を和ませてくれる花です。
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ネジキ(捩木)

ツツジ科 ネジキ属
2006.06.03 可児市久々利

東北地方の南部以南の山地のやや乾燥した場所で見られる落葉 小高木です。
名前の由来は読んだ通りで、幹が捩れていることからこの名が付いたようです。
花冠は長さ7mm程度で先端は狭まり、浅く5裂している白い壷形の花を下向きに多くつけます
この木にこんな花が咲くこと、身近にある有毒植物であることをしり吃驚です。
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オオニワゼキショウ(大庭石菖)

アヤメ科 ニワゼキショウ属
2006.06.04 加茂郡白河町笹平

北アメリカ原産の帰化植物で、ニワゼキショウに似るが、草丈が3倍ほどの30センチ以上にも達します。
花は1センチ程度でニワゼキショウと比較すると少し小さくみえます。
この花は細い茎の上に付くため風の日は花が揺られ写真を撮るのが非常に難しい(;^_^A
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タンナサワフタギ(耽羅蓋木)

ハイノキ科 ハイノキ属
2006.6.04 加茂郡白河町笹平

関東以西の山地に自生する落葉低木で3メートルほどにまで成長します。
韓国の済州島で発見されたことから、この名が付いたとの事です。
葉に鋭く荒い鋸歯があることでサワフタギと見分けることが出来る。
花は円錐花序に6ミリ程度の花をびっしりと付けショウマのように長いオシベが目立ち花びらが目立たないが良く見ると5片の立派の花びらが存在する。
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ツルカコソウ(蔓夏枯草)

シソ科 ウツボグサ属
2006.6.11 加茂郡白河町笹平

丘陵地や山地の草原などに生える多年草で草丈は20センチ程度となる。
花茎は直立し、長軟毛があり、花後基部より走出枝をだす。
根生葉は長さ3cm程度の柄があり、広倒披針形〜倒卵形で長さ4cm程度、ほとんど無毛または時にまばらに毛がある。茎葉は1〜2対で、上部は次第に苞葉となる。
花は数段に咲きやや輪生気味となり淡紫色。
花冠は上側で長さ7mm程度で、上唇はごく小さく、下唇は大きく、葯は黒い。
がくは長さ5mm程度で5中裂し、裂片は鋭頭で粗毛がある。 

タイサンボク(泰山木)

モクレン科 モクレン属
2006.06.11 可児市やすらぎの森

北アメリカ原産の常緑高木で20メートルに達することもあるとの事です。
この花は神社の境内などで見られ大きな綺麗な花との認識をしていましたが、和歌や俳句にも良く使われており、日本に古くからある木と思っていましたが、明治初期にアメリカより移入されたと知り吃驚です。
葉は硬質で大きく独特の雰囲気を持った木です。
花の付く位置が高く中々花を上から撮る機会がありませんでしたが、低い位置で花を着けているものを発見しやっと撮ることが出来ました。
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クルマバソウ(車葉草)

アカネ科   ヤエムグラ属
2006.6.17 郡上郡明宝村寒水

山地の林内に生える多年草で直立して草丈は20センチ程度になる。
茎は枝分かれせず、葉は6枚から10枚が輪生し茎の先端に5ミリ程度の小さな白い4片の花を咲かせます。
クルマムグラにと似ていますが、葉が丸みを帯びていること、光沢があることで見分けることが出来ますが、茎や葉に毛が無く、衣服にくっつけてもクルマムグラのようにくっつくことが無く、落ちてしまうことで簡単に見分けることが出来ます。
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