| コケイラン（小蕙蘭） ラン科 コケイラン属
山地のやや湿った場所に生える多年草で草丈は40センチ程度にまでなる。 細く長い葉が根元から出ておりその姿を捉えて別名をササエビネとも言うとの事であるが、この名のほうがピッタリの感じがした。 雪深い山地であるためか？ほとんどが根元の葉が無く、茎がいきなり立ち上がるものが多かったがやっと葉が確認できる物を見つけることが出来た。 この地にあるものは唇弁に紅紫色の斑点が見られるものは無かった。 コケイランのページへ |
アシウテンナンショウサトイモ科 テンナンショウ属
私の住む地方では緑色のテンナンショウが一般的ですが、稀にこの様な色をしたテンナンショウに出会うと、ドキッとしてついつい何枚もの写真を撮ってしまいます。 よく目立つ仏炎苞を見せてくれるテンナンショウ属は、個体差も大きいようで、同定に大変苦労する植物です。 この写真もムラサキマムシグサであろうと、確信の無いまま掲載いたしましたが、間違っているかもしれません。 もし違っているようなら教えていただければ幸いです。 鶴岡様よりアシウテンナンショウであると教えていただき名前の訂正をしました。 |
コウライテンナンショウサトイモ科 テンナンショウ属
何時も見るマムシグサとはどこかが違う 何故？ 観察してみると葉が仏炎苞の茎から出ておらず、長い葉柄の先に小葉を５枚ほどつけており縁が波を打っている。 図鑑で調べてみるとユモトマムシグサが一番近いが、ここは岐阜県内であると、分布域を調べてみると、岐阜県内もこの植物の分布域に入ておりユモトマムシグサと同定しました。 これも自信度は７０％です。 もし違っているようならご連絡いただければ幸いです。 上記と同様 鶴岡様よりコウライテンナンショウ辺りではないかとのご指摘を受けました。 ユモトマムシグサからコウライテンナンショウと訂正させて頂きます。 |
シロバナノヘビイチゴ（白花の蛇苺）バラ科 オランダイチゴ属
山地の草原に生える多年草で草丈は１０センチ程度になる 別名をモリイチゴとも言い実を食べると美味しく、この名のほうがピッタリとした名前のような気がする。 葉は３小葉からなり、葉脈が目立つ。 長い花柄の先に円形の白い花弁を５枚つけ、大きさは１センチ強。 シロバナヘビイチゴのページへ |
ジンヨウイチヤクソウ（腎葉一薬草）イチヤクソウ科 イチヤクソウ属
亜高山の林内で見かけることが出来る常緑の多年草で草丈は10センチ程度。 葉の形が腎円形であることでこの名が付いたようです。 葉は元が凹みハート型となり葉脈にそって白い斑が入ているのが特徴です。 花は薄い黄緑色で、あまりつかず1センチ程度の花が2～3個付くものが多く見かけられる。 ジンヨウイチヤクソウのページへ |
ツチアケビ（土木通）ラン科 ツチアケビ属
別名をヤマノカミノシャクジョウソウとも呼ばれ、山地の林内や笹薮などにも生える、葉緑素を持たない腐生植物。 果実の色や形がアケビに似ることから、この名が付いたとのことであるが、むしろバナナのイメージの果実である。 葉も退化してしまったようでどれか確認できなかった。 花は粉っぽくこの植物が生きていると言うイメージは無かった。 ツチアケビの存在を知ってから、果実の付いた姿は何度も出会うことが出来たが、花の付いた姿に会えずじまいだったが、やっと会うことが出来た。 ツチアケビのページへ |
チゴザサ（稚児笹）イネ科 チゴザサ属
水田や湿地など水分の多いところに生える草丈４０センチほどの多年草です。 名前の由来は葉が笹に似て小さいことから、この名が付けられたとのことです。 花序は円錐状となり多数の小穂を付け、花の咲く前は１．５ミリ程度のほぼ球状となる。 小穂は２ミリ程度の卵のような形で赤紫色のものは柱頭が伸びて出ている姿です。 チゴザサのページへ |