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ヤマジノホトトギス(山路杜鵑草)

ユリ科 ホトトギス属
2004.9.4 郡上郡美並町

山野の林内に生え、林道脇でも良く見かけることが出来る花です。
花びらは水平に開き知り反り返る事はなく、オシベの集まった柱状のところには赤い模様がありません。
葉は茎を抱き葉の付け根から花枝を出し花をつけます。
草丈は15センチ程度から50センチ程度まで様々であるが、草丈の低いものは草刈や、足で踏みつけられたあとに再度伸びたもののような気がしますが、本当の所はわかりません。
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ノアズキ(野小豆)

マメ科 ノアズキ属
2004.8.13 美濃市半道

日当たりの良い山裾や野原に生える、つる性の多年草で別名をヒメクズとも言う。
葉は3小葉で、小葉の大きさは2センチ程度でクズより小型である。
1,5センチ程度の、この花は花の作りに特徴があり、中央でクルッと捩れているのですぐ同定する事が出来ます。
特徴のある花には共通して思うのですが、どうしてこんな形の花になったのだろうと考えてしまいます。
だから野草の世界に嵌てしまうのかもしれませんが・・・
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オミナエシ(女郎花)

オミナエシ科 オミナエシ属
2004.8.13 美濃市半道

秋の7草の一つで西暦1000年チョッと前から女郎花の漢字表記となったようです。
日当たりの良い草地に生え ヒョローと弱々しく草丈1メートル近くまで成長しますが、強風が吹けば倒れてしまいそうでこんな所から女をイメージしたのかも知れませんね?
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カワラハハコ(河原母子)

キク科 ヤマハハコ属
2004.8.28 山形県寒河江

河原に生える多年草でヤマハハコに似るが、葉が針状に丸く細いこと、茎が途中で良く枝分かれし大きな株のように見えることが、大きな特徴です。
また地下茎で増えるため群生する姿を見る事が多い花でもあります。
花の大きさは5ミリ程度の球形で多数付けるため豪華な雰囲気を出します。

ナンバンハコベ(南蛮繁縷)

ナデシコ科 ナンバンハコベ属
2004.8.28 山形県寒河江

大変特徴的な花で、その容姿、名前から外来種のイメージが有りますが、この花は日本古来の花で外来種ではありません。
山野に生えるつる性の多年草で花弁は途中で曲がり花弁の先端は2裂する。
咲き始めはおちょぼ口から途中で曲がった部分だけが顔を出し、開花が進むと中に隠れた花弁が見えてくると共に花弁の間隔が広がったように見え、益々独特の形になっていく。
開花した時にはすでに中央に丸い実が出来て目を引きます。
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マルバヤハズソウ(丸葉矢筈草)

マメ科 ヤハズソウ属
2004.8.28 山形県寒河江

ヤハズソウと同じように道端などに生え、時には混生することもあると言うことです。
ヤハズソウに比べよく枝分かれし、茎の毛は上向きに生える、茎の下部の葉が広く先端が凹込む、また枝先の葉は密に付き葉脇から花が付くため葉に隠れたようにも見え直ぐにヤハズソウと違う事に気がつきます。
また枝先の葉の縁の毛がやや斜めに付くのも大きな特徴です。

ヌカボタデ

タデ科 イヌタデ属
2002.9.4 郡上市美並町

深山のやや湿った日陰気味のところで群生している所に遭遇いたしました。
草丈は30センチ程度で花序は草丈の3分の1程の弱々しく、一般的なタデ科の花より更に小さい花を、まばらに付けます。
この花は手持ちの図鑑では掲載されておいらず同定が出来ないため没に成る所でしたが、野草の掲示板で教えていただき日の目を見ることになりました。
ヌカボさんと一緒に感謝です。

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