ツクシスミレ (土筆菫)         
          
スミレ科 スミレ属      

  
 
花の中央部分に薄い黄色実を帯びた1センチ程度の小さな菫です。
葉や萼など全体に毛が多く葉の形は、さじ形の独特の形をしているのもこのスミレの特徴です。
また茎を伸ばして広がって行こうとする姿がこの写真でも確認できます。
花柱は丸みを帯び、手持ちの図鑑では側弁に毛が無いとなっているが、2007年に見た花では毛が見られたが、2021年に見られた花の測弁に毛は無かった。

この菫の自生地は九州南部となっており明らかにかけ離れたこの地で見られるということは、栽培されていた物が逃げ出した物と思い調べてみると、この菫自体が帰化植物と考えられると言う記述を見つけ納得です。
2年後にこの菫を撮り直ししようと出かけたが、すでに絶えてしまったようで姿を見ることが出来なかった。
それから10数年後、20キロ程離れた場所で久しぶりに会うことが出来た。
撮影 2007年04月15日 可児市長坂 
 測弁に毛が見られる。
 測弁に毛はなく図鑑と一致する花を観察出来た。
 
撮影 2021年03月27日 可児市兼山 
撮影 2021年03月27日 可児市兼山   葉や葉柄には毛が見られる。
白色系の花 黄色系の花 赤色系の花 青色系の花 その他の花
 春   夏   秋   春   夏   秋   春   夏   秋   春   夏   秋   春   夏  秋 
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