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ボタンネコノメソウ(牡丹猫の目草)
 ユキノシタ科  ネコノメソウ属
2007.03.21 山県市美山町

日本海側の山地の渓谷沿いの湿った所に生える多年草で草丈は10センチ程度になる。
萼裂片は暗褐色で雄しべは萼列片を飛び出すことは無く葯は黄色であるが、葯の黄色い所を確認できる時はごくわずかの期間である。
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ホソバミズゼニゴケ(細葉水銭苔)
 ミズゼニゴケ科  ミズゼニゴケ属
2007.03.24 犬山市

湿り気の多い川沿いなどに生え地に覆いかぶさるような状態になるコケ類です。
普段は幅1センチ長さ3センチ程度で地に這いつくように生えており目立ちませんが、早春のほんのわずかな間だに透き通った細い柄が5センチほどに伸び、その先端に黒緑色の丸い球を付けます。
4片の花のように見える姿は、黒い丸い玉が破裂して胞子を出した後の姿です。
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スズメノカタビラ(雀の帷子)
 イネ科  イチゴツナギ属
2007.03.18 可児市土田

人里周辺や道端などに生え日本全土で普通に見ることの出来る草丈20センチ程度の一年草で越冬し二年草となることもある。
幅2センチ長さ8センチ程度の線形の柔らかい葉で、地面から出るようにびっしり付ける。
これが庭に出ると駆除するのに厄介な草である。
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ツルスズメノカタビラ(蔓雀の帷子)
 イネ科  イチゴツナギ属
2007.03.18 可児市東帷子

スズメノカタビラがやや乾いた所でも生えるのに対し、湿り気の多い所を好み、田んぼなどを好むようであるが、その見分けることは難しい。
根元の節から根を出すことによりこの名前がつけられたようで、スズメノカタビラと見分ける時の大きな区別点となる。
その他にはスズメノカタビラより葉は柔らかく感じる程度で外見からの見分けは難しい(~-~;)
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セキショウ(石菖)
 サトイモ科  ショウブ属
2007.03.31 山県市美山町

水辺に生える多年草で岩の上などにもへばりつき群生する。
葉は平らで長さ40センチ程度になるが斜上するため草丈は20センチ程度にしか見えない
10センチ程度もある肉穂花序を出すため、花序が出たときはよく目立ち直ぐに分かるが、花序がなくなると菖蒲と似ており見分けはかなり難しいが中脈が目立たないのが見分けのポイントとなる。
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タガラシ(田辛し)
 キンポウゲ科  キンポウゲ属
2007.03.31 関市長峰

水田や溝などに生える2年草で草丈は40センチ程度となる。
名前から田んぼを枯らしてしまう花かと思っていましたが、噛むと辛いことからそう呼ばれるようになったとのことですが、キンポウゲ科の植物は有毒と聞いており、それを試すことが出来ないのが残念。
この種の同定は大変ですが葉が肉厚であること、花弁がしっかりしているうちに実がかなり大きく目立つことで、何とか同定が出来そうです。
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