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ヤブツバキ(藪椿)
 ツバキ科  ツバキ属
2005.03.13 可児市土田

昔から 山茶花と共に人々に愛されて来た椿です。
椿と山茶花の違いは、花が散る時、首から落ちるのが椿で花びらが一枚ずつ落ちるのが山茶花、このため椿は縁起が良くないとのことで庭に植え鑑賞されることが少ないと聞いておりましたが、肉厚で光沢のある葉は太陽にすかすと葉が透けて葉脈が見えるのが椿で見えないのが山茶花と言う見方もあるようです。
幼少の頃から山の中に自生する椿を見て過ごし葉の形のイメージだけで椿を同定していた私には新鮮な同定の仕方に見えてしまいました。
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サザンカ(山茶花)
 ツバキ科  
2005.01.09 可児市光陽台

沖縄から九州、四国の一部にまで自生する白い花のサザンカが冬の寂しくなった庭を飾る花として親しまれ、品種改良され様々な形や、色が出来広く知られているようです。
愛知県の稲沢市には樹齢250年の天然記念物として指定されているサザンカがあるといいます。
かなり昔から人々に愛され植樹されていたのでしょうね。
写真は我が家の庭の2種類のサザンカです。
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マンサク(満作)
 マンサク科  マンサク属
2005.02.13 各務原市鵜沼の森
ロウバイが咲き終わる頃、落葉樹の葉が出る前に、黄色い花を付け「まず咲く」と言うところからなまりマンサクとなったと言う説や、花がびっしり沢山咲く様子を豊年満作に例え付けられたとの説もありますが、どちらかは定かではありません。
ねじれた黄色い4個の花弁の間に恥かしそうにチョッとだけ顔を覗かせているのが萼片で、このバランスがなんとも愛らしい花です。
林の奥のほうに見えても中々手元で接写が出来る木を見つけるのは大変ですが、手の届くような所で偶然咲いており接写する事が出来ラッキー♪
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シキミ(樒)
 シキミ科  シキミ属
2005.03.13 可児市土田

果実が繋がって付くから(重実)と言うそうですが、別名をハナノキ(花の木)とも言いお盆のお墓参りには欠かすことの出来ない木ですがこの時期にこんな花を咲かせるとは思ってもおらず、見つけたときには思わずこれシキミ?と聞いてしまった(^^; 
常緑小高木でこの花を付けた木も2m以上の木でしたがまだ殆んどが蕾の状態でこの後どのような姿になるのか、とっても楽しみ♪
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パピリオナケア(papirionacea)
 スミレ科  スミレ属
2005.02.25 多治見市

北アメリカ原産のスミレで園芸品として広く出回っており、繁殖力が強いため都市周辺で野生化したものが見られるようになってきた。
花の形、色は日本のスミレとよく似ておりますが、葉が円心形で先が尖っており光沢があること、花の茎に毛が多いこと、花に匂いが殆んど無い事がこの花を見分けるポイントとなります。

バイカオウレン(梅花黄蓮)
 キンポウゲ科  オウレン属
2005.3.13 可児市

別名をゴカヨウオウレンと言う。
5枚の花弁と5枚の葉で五花葉黄蓮と書けばこちらの方がわかりやすく、合っているかもとも感じるが、キンポウゲ科の花に共通する花弁状に見える物は萼片とのことで正確ではなく、バイカオウレンと呼んだ場合は詩人的な匂いもするし・・・・バイカオウレンと読んだ方が無難かも?

1.5センチ程度の大きさの花を花茎に1個づつ付け、針葉樹林内や林縁で見ることが出来る。
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ミズナ(水菜)
 アブラナ科  属
2005.03.13 可児市土田

京都以外では京菜とも言われ古くは、おひたしや漬物、はりはり鍋などに使われ、あのしゃきっとした食感を楽しまれていた水菜も最近では生でそのままサラダとして食卓に出ることも多くなって来た水菜の花です。
野菜の花を普段見ることは少ないが、結構可憐で綺麗な花をつけるものが多いようで、今年からは野菜の花にも注目していこうと思っております。

4弁の花の姿はアブラナ科の植物の特徴と似ておりアブラ科といたしましたが自信はありません。 もし違うようならメール、掲示板等で科や属を教えていただければ幸いです。

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